Titan Soulsの感想

最初に

該当ゲームのネタバレあり

steam版です
(2017steamオータムセール対象ゲーム)

ゲームパッドを読み込まない

まあありがちです
当方: Windows7 Pro 64bit / PS1コン + USBコンバーター / アナログスティックは使用しない

steam > ライブラリ > "Tital Souls"を右クリック
→プロパティ
→"ローカルファイル"タブ
→"ローカルファイルを閲覧"

SDL_GameControllerDBというSDLベースにおけるゲームパッド周りの制御を行うライブラリを使用しているようです。
/data/gamecontrollerdb.txt においてマッピングを行ってるので、おそらくここに何かしらの文字列を追加すれば対応するとみました。

It is comprised of a controller GUID (030000004c050000c405000000010000), a name (PS4 Controller), button / axis mappings (leftshoulder:b4) and a platform (platform:Mac OS X).

GitHub - gabomdq/SDL_GameControllerDB: A community sourced database of game controller mappings to be used with SDL2 Game Controller functionality
  • まずゲームパッドのGUIDを取得する必要があります
    • x360ceというソフトウェアを使用します
      • 起動 > Controller1(対象のゲームパッド) > 二段目の1番右のタブ(ゲームパッドの名称が書かれているタブ)
        • Force Feedbackの右です
      • "PG"という欄が求めるGUIDですが、最初の8桁だけリトルエンディアンであることに注意します
        • 88880925-0000-0000-0000-504944564944であるが、88880925がリトルエンディアン
        • 88 88 09 25 → 25 09 88 88 とする
          • ハイフンを抜き、25098888000000000000504944564944 が求めるGUID
  • ついでに"PN"からゲームパッドの名前も取得しておきます
    • ELECOM JC-PS101U series
      • まあこれUSBコンバータの名前なんですが
  • ボタンの配置
    • "ボタン:ゲームパッドのボタン" の形式で入力していきます
      • ゲームパッドのボタンに関してはx360ceで入力しながら対応番号を確認します
      • button欄に表示される数字から1を引いた値を設定していきます
    • abxy: XBOXコンのABXYと同義
      • a:b2,b:b1x:b3,y:b0,
    • lefttrigger, righttrigger: それぞれPSコンのL2とR2
      • lefttrigger:b4,righttrigger:b5,
    • leftshoulder, rightshoulder: それぞれPSコンのL1とR1
      • leftshoulder:b6,rightshoulder:b7,
    • back, start : それぞれPSコンのselectとstart
      • back:b9,start:b8,
    • leftx, lefty, rightx, righty: 十字キーだけど正直不明, leftが左側にある十字キー
      • PS1コンなら leftx:a0,lefty:a1, だけ設定すればok

やっと動くようになりました。
SDLベースのゲームはUnity全盛の今となってはレリックですが、今回のように古めのゲームを遊ぶことも多々あるかと思うのでこういう知識は付けといて損ないかなと

Titan Souls

2Dアクション死にゲー
主人公の武器は基本的に1本の矢のみで、射たら回収までワンセットで行わないといけない。
HPはなく、攻撃を1度でも受けたら即死。
ただし相手も弱点を1回射抜けばそこで倒せる薄氷デスマッチ。

他のゲームで言うところのボスラッシュがそのまま本編に来たようなデザインで、道中に雑魚は一切出現しない
(というか道中攻略という概念がない)

Hyper Light Drifterっていうクソみたいな雰囲気ゲーのようにストーリーは一切語られないタイプ
タイトルどおり巨人を討伐して魂を回収していくのが本筋ですが、なぜ魂を集めているのか、なぜ魂を回収できるのか全て不明です。
死ね

リトライは欲しい

いちいちセーブポイントに戻されるのテンポ悪いです
このゲームにまず文句言うならここですし、死にゲーでテンポ気にしない作りになってるのはさすがに努力が足りない
Super Meat Boyの傑作っぷりを改めて感じます

攻略順

開幕→氷→炎→神殿1/2→森→墓地→神殿2/2→ラスト

印象に残ったボス

  • 氷: イエティ
    • こいつ開幕リセゲでたまたま倒せたけどなんなの?
  • 炎: 吸って吐く奴
    • 矢を口に含み続けることで引っ張るアクションに変化するのはなかなか面白いですね
  • 神殿: エルハナン
    • ゴミボス
    • こいつマジでつまんなかった
  • 森: 花
    • これこのゲームでも数少ない良ボスですね
    • イバラ切った後でも判定が残るところに戦略性がある
      • そもそも相手の長所を潰しに行く選択肢が取れるってのが希少
  • the soul
    • 定石作る前に倒してしまった
    • 普通に強かった

初クリア

18 killed
169 deaths
03:39:51

このデス数の3/7くらいはラスト2戦だった気がする

TRUTH

真ボスいんのかよ

  • 第一形態
    • それぞれ1回ずつ前転だけで避けるイメージ
    • 本体側のリングが跳ねる方向を意識できれば良
  • 第二形態
    • 初期位置から左上に1回射る
    • 矢を回収したらそのまま右に1回射る
    • 少しだけ上に移動し、右上に1回射る
    • 本体が飛んでくるので同じ方向に射る
  • 第三形態
    • 開始位置より下に移動し、画面下部から沸く雑魚を射る
    • そのまま右に移動し、画面上部から沸く雑魚と軸を合わせて射る
    • 下に走りながらタイミングを見計らい、本体に射る

雑感

370円で購入してTRUTH撃破まで4時間だった。
定価1400円台の価値はまったくない

少なすぎるボリュームもさながら、ボス1体1体がまるで面白くない。
ボスのデザインは王道ではあったもののまあまあだとは思うが、肝心のゲーム性に問題がある。
せめてダッシュと前転はボタン分けた方がよかったんじゃないかな

あと、こういう考察させたいタイプのゲームが心底嫌い。
Hyper Light Drifterの時も強く思ったが、世界観を細かく作りこめない言い訳に聞こえたりする。
こういうのは探したら見つかる程度の希少性ならまだしも多すぎるんだよ, そんなにミステリアスにしたいのか?総じて薄っぺらいだけの癖に

敵も即死設定のせいで攻撃が激化するのはまだしも、リトライに時間がかかるのは死にゲーにあるまじき作り。
雰囲気作りなのかもしれないけどただただストレス溜めるだけで何も面白いことはない。

絶対に他人に薦めたくないゲーム。370円でも損した感がある。
ただ、やりこみは面白そうだとは思う。乱数でブレる敵がそんなにいないと思うので、パターン作りだけは楽しそう。
他人が作ったパターンなぞり始めるとつまらんだろうな

いろいろ実績はあるみたいなのですが萎えたのでおしまい