アズレンアニメの感想 1話

砲撃なんていらねえ殴れ

アズレンの世界観

俺のために整理しろ
間違ってたら突っ込め

まず、アズレン世界はループしている。
正史では、人類は未知の敵・セイレーンと邂逅し、その後更に出現した謎の何かによってセイレーン共々滅ぼされてしまっている。
セイレーンはこの未来を変えるため、世界をループさせて試行錯誤しているというのが現状。
また、「再現」とは史実にあった大戦等を再現することで、もっぱらセイレーンが実験手法として用いている手段である。
再現では時たま決して発生しないはずの例外が発生するので、それを観測することを目的としている。

次に、劇中の艦船(正しくはKAN-SEN)はすべてオリジナルから複製されたコピーである。
各艦が保持している大戦時の記憶はオリジナルが経験し、蓄積したものの複製である。
この艦船を複製するという技術はセイレーンがもたらしたもので、人類でもこれを可能にする技術がメンタルキューブを用いる手法である。
(なので、正直艦船が保有している記憶というのもセイレーンにより改竄されている疑いがあるため、完全にオリジナルのものかどうかも怪しい)
(再現実験にはどう考えても不都合なので改竄は絶対に行われているはず)

上記のセイレーンの技術を積極的に取り入れるのが重桜陣営・鉄血陣営のレッドアクシズで、
それに対立し上記技術を取り入れずに人類の力で発展するのがユニオン陣営・ロイヤル陣営のアズールレーンである。
重桜は自らの体に取り込んだため一部が獣化しており、鉄血は兵器に取り込んだためどの艦船も禍々しい兵器を携えている。
ちなみに、どの陣営にもセイレーンが内部どころか上層部に潜伏していることが分かっているので、この人類同士の対立はほとんどというか全くの茶番である。
(セイレーンが人類を対立するように仕向けてるので当然と言えば当然)

更に、プレイヤー=「指揮官」という存在はアズレン世界における特異点である。
基本的にアズレン世界には「指揮官」は存在せず、ある特定のルートでのみ存在する。
セイレーン側からしても「指揮官」の存在はまさに特異なものであり、艦船や人類を差し置き、最も注視しているのは「指揮官」である。
「指揮官」のいない世界においては人類の滅亡が約束されている。

そしてアニメ世界は「指揮官」のいない世界です。
イベント等でも指揮官のいない世界は何度も描かれました。
ここまでの材料を見るに、これもきっとバッドエンドなんだろうな…

アニメには特に関係なさそうなもの
  • アンチエックス
    • アズールレーンの上層部に潜む機械で、この名を冠する存在は複数いる
    • 指揮官にセイレーンの力(キューブ)を与えた存在
  • コードG
    • いわゆるダークエンプラ、ダーク高雄
    • セイレーンのプロトタイプで、セイレーンと同等の超能力を行使することができる
    • 現在セイレーンと敵対状態にある
  • 「■■■」
    • 指揮官、または指揮官の中?に眠る存在を指す
    • グラーフ・ツェッペリンに"指揮官は「■■■」に操られている"と言及されている
    • 詳細不明

1話

今回は舞台説明と戦闘形式のプレゼンテーションでした。
一航戦を筆頭とした重桜(+鉄血)を明確に悪役として描いており、
対するアズールレーン陣営の主人公は誰がどう見てもエンタープライズです。

戦闘形式

誰が予想したでしょうか、艦船もののバトル描写に近接戦闘が持ち込まれました。
そりゃ人型ですし棒立ちは良くないです。みんなデザインとして剣とか弓とか持ってるし指揮棒止まりにするのもダサいでしょう。
これは原作にもPS4(クロスウェーブ)にもない独自解釈で、俺はこれは素晴らしいと思います。

ただ、あえて絵を動かす方針を採るというのは新興会社のバイブリーとして12話分耐えられるのか…?

艤装

原作ではおそらくキューブによる複製で作成されたと思われる艦船の艤装ですが、
アニメでも同様にキューブから生成される描写がありました。

具体的には量産型艦船→キューブ→艤装でしたが、
まあ普通に考えたらキューブが艤装にも量産型艦船にもなるのでしょう。」
原作では量産型艦船がどのように生まれるかは描写されていない(おそらく人類による通常の造船でしょうが)ので、
たぶんこれも独自解釈なのでしょう。

終盤に赤城が紫色のキューブを持っていたのは考察材料の一つ。
これもアニメ初出の要素です。
キューブに種類がないとは誰も言ってないし、想定されていたことの一つではあるが

名前字幕

アニメ版バトガの失敗を見ているので、「ああよかった」と安堵した部分です。
ソシャゲアニメが失敗する要素としてありがちなのが、その膨大なキャラ数をうまく捌くことができないというものです。

今回、結構な数のキャラが登場したのにも関わらず、名前字幕が振られたのは主役や準主役級のみ。
セリフすら削るというのはその艦のファンにとっては残念でしょうが、アニメとしてはこの方向性で行くべきです。
全員に名前字幕付けて全員に一言喋らせるってアニメを見ている身なので、心から安心しました。
(あのアニメって1話で名前字幕すらなかったんだよな)
(バカだろ)

綾波「コードネーム柚」

大陸版原作では、一説によれば検閲逃れに重桜艦船には動物等の名前を付与しています。
今回のアニメではこの名前をコードネームとして扱っていました。
これ、面白い落としどころを見つけたなぁと。
(ただ中国では放送できないなぁと)

妖怪大戦争

  • ユニコのゆーちゃんが動いたり巨大化する
  • 加賀がでっかいわんこ召喚する

エンプラが艦載機乗って移動してたし空母は魔法使いかなんかか

雑感

割と面白そうな要素が散らばってはいたものの、全体の印象としてはまあまあだなぁと。
1話は導入でしかないと割り切ってる部分もあるしな正直

ただ、独自解釈部分が個人的には高評価なものばかりなので、これからどう料理していくのか楽しみで仕方ないです。
コードネームとか動物召喚あたりって誰の案なんでしょう?ヨースター?饅頭?バイブリー?
想定外の連続で続きが実に気になります。

個人的に良かったのが加賀が戦闘狂過ぎて赤城がちょっと引いてるところ
原作リスペクトですね

nil

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