ゴッドファーザ, ユージュアルサスペクツ, フライトゲーム, マイノリティリポート
ゴッドファーザー
3時間の映画なのに退屈しなかったな
登場人物多すぎて関係把握するのに忙しかった
俺は映画詳しくないんだけど、古い映画なのに表現方法が現在でも見られるものが多いように思えました
見ていてまったく古臭さを感じないんですよね, 2010年公開って言われても別に疑わなさそうで
(それでも銃がちょっと絡むシーンはあーちょっと古いなって思う)
それだけ他者に真似されてるということの証左なのかもしれないし、
そうなるとオリジナルというのは陳腐化する運命を辿るのは必然。通常は洗練されていくものだからね
時間が経つほど「言われるほどよくないな」って感想が増えるのもしょうがないかな
(当時このレベルのものを見たら本当に絶賛してたと思う)
別に今無理して見るほどのものではないですね, これは面白かったが
マフィアとかの仁義物は大抵が裏切りの連鎖を軸とした展開がなされ、動機が組織への服従を初めとする単純なものだからそこまで面白いとは思えないのです
そういう王道を築き上げたのがこの作品だとしたら、それは物凄く偉大な業績でしょう。俺は好きじゃないけど
(面白さとは別の基準で語られるべき、だと思います)
ファブリツィオ絡みで大々的に数十分割くのかなーと思ったらそうでもなくて肩透かし食らった
ユージュアルサスペクツ
どうせ足普通に動くんだろうなと思ってたら本当にそうだった
ソゼが誰かというのは演出にミスリードされて最後までキートンだと勘違いしてたが
これは面白かったな
正直、「そんなことのために」って動機なのであんまり納得は出来ないが
フライトゲーム
ビルの自作自演をずっと疑ってた。
というのも動機はどうあれ実際に殺しを行ってたのはビルだし。
でも2014年公開の映画でそんな単純なことやるわけねーよなー、犯人はビル含んだ乗客数人とのグループとかかなーってどんでん返し期待してた
したらビル関係ねーの
ビルに2人殺らせたのを偶然とするのは本当に酷い展開じゃないですかね
犯行グループの動機もあまりに弱すぎるし、行き当たりばったりすぎるかなとがっかり。
「まだ何かあるだろ」「いやあるはずだろ」という気持ちでスタッフロールが流れるのを見ていたが何もありませんでした
ビルが乗客に銃を突きつける動画はネットに残っているわけで、0か100かで仰々しく報道するマスコミの情報が市民の評価ソースの全てではありませんよね
そこまで描いて欲しかった気持ちは多少ある
(一転ヒーロー扱いしてるけど手のひら返し早すぎるし、その根拠が「犯行グループ殺した」ってのもなんだかな)
(強引に後味良くしにきたなと)
高度8000フィートの応酬はUSAっぽくていいんじゃないんでしょうか
何か中身がありそうで別にそうでもない、でも映像は迫力あるのでスクリーンで見たいよねみたいなありがちなアメリカ映画です
2回目見たいとも思わないし他人にオススメもしないと思います
マイノリティリポート
SF描写だせえwwwww
まあでもスワイプに近い動作になるのは間違いないな
- 捕まえるための道具が嘔吐棒や一人用ジェットエンジンしかないのはどうなんだろう
- まだ信用を完全に得たわけじゃない組織だからそこまでの権限がないものと処理できるが
- 自分が容疑者である予言が公布されて追われるシーン
- 殴られまくってもアザ一つなく元気に走り回るのは違和感しかない
- 特に鍛えてるシーンもないキャラがここまで主人公補正で無敵って開き直りすぎじゃないの
- (しかも薬中だろ)
- マイノリティリポートはプリコグの脳に残る
- これ容量どう考えても足りないと思うんだけどどうなってるんだろう
- 発熱体捜査
- ジョンは捜査の手口を知っているはず
- 発熱体が突然消えることの違和感くらい把握してるはずでは?
- 事件発生後もジョンの虹彩認証が生きてる
- 権限を即座に剥奪しなかったのはなんで?
- セキュリティ考えたらまずいと思うのだが
- そもそも瞳孔開ききってる目とか認証通すなよ, 死者かヤク中かの二択だろ
- プリコグが3体揃ってかつ機能が働いていないとシステムが稼動できない
- 恒久的/一時的に欠けてしまう理由なんていくらでも考えられそうだがなんでこんな仕様なんだ
- そういうインシデントが発生して初めて対応策を練るのか?
- 現にアガサが欠けた後のウィットワー殺害は予知されず逮捕できなかった
- 欠陥すぎだろこのシステム
- アガサ誘拐後のアガサに着せる服選んでるシーン
- この映画こういう小ネタ多くて結構好き
- アガサの人の演技
- 超越者っぽい挙動が真に迫っててやべえ
- 役者って本当にすごいなーって
- この映画で何か賞取ったのかな
- 聖域から離れたらすぐ順応して健常者っぽく振舞い始めるのはちょっとがっかり
プリコグの忠告に従わず「何が起こるかを知りたい」と突き進むジョン
- これ動機がまったく分からなかった
- アホにしか見えん
- 結果的にクロウがショーンの誘拐犯との接触がある人間であることを突き止めるのだが、これは前もって伏線がないとご都合すぎてつれえ
プリコグのビジョン
- 「ビジョンに対していずれのアクションが起こったとしても収束する未来を映している」
- これは犯罪予防システムの根幹を大きく否定しているので違う
- 「何らかのアクションが起こらない限り起こる未来を映している」
- これが正しい
- そしてプリコグの予知を知った上で異なる行動をしなければ未来は変えられないのも自明
- クロウ殺害シーン
- ジョンがクロウとの乱闘に入るとアガサが叫び出す
- これは作中でも説明されている、イメージを体で感じてしまい共鳴するもの
- 犯罪の夢を見るようになった子供たち(能力者たち)が叫び出したのと同じ
- しかし、ジョンが黙秘権の話を持ち出すとアガサの様子が落ち着く
- もちろんこれはジョンがプリコグの予知を知った上で異なる行動をしたから
- 未来が変わった(クロウが生存する運命)ものと思われる
- ここで、クロウが銃で自分を撃たせるように無理やり動くとアガサが叫び出す
- ここが大きく矛盾点である
- クロウはプリコグの予知は当然知らない
- 未来が変わった瞬間、ジョンですら知らない予知内容になっているはず
- そもそも殺害が発生しないのだから予知の発生すらない
- つまりあの状況では必然的にクロウが生きる未来になっている
- もちろんアガサが再び叫び出すわけがない
- ジョンがクロウとの乱闘に入るとアガサが叫び出す
- "赤球"相当(発作的殺人)の予知が発生したから叫び出した?
- "プリコグは3人揃わないと機能しない"
- これは間違い, 1人でも予知は発動する(アガサが街中でアドバイスする描写, 子供たちが悪夢を見出す描写等)
- 赤球でも捜査から逮捕までの猶予時間は与えられるほどには前もって予知が発動される
- おそらくこの線から赤球相当の予知について叫び出したわけではないと考えられる
- じゃないと6年で殺人件数0という結果には結びつかない
- "プリコグは3人揃わないと機能しない"
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たぶん、俺が疑問に思わなかったところもちょこちょこボロがありそうなくらい設定的には破綻している映画。
考えたら考えるだけ設定側の問題なことが多い。やんなる
三連休の真ん中を締めくくったのは残念な映画でした