初めてのHDD換装
動機
8年目に突入した俺のPCというかHDDがそろそろ限界を迎えたようで、
あらゆる動作に少々のラグが発生し、駆動音が無視できないものになってきました。
(こういう記事にあるまじき写真掲載0枚)
(記述もいい加減)
PC
ケース: CM 690 II Plus (RC-692-KKN1)
旧HDD: 0S02601
新HDD: WD40EZRZ-RT2
OS: Windows7 SP1
ケースのシャドウベイ部はいわゆるツールレスで固定できる仕組みになっており、
4つのゴム付きのネジと、2つの(おそらく)インチネジをドライブにはめ込みます。
ツールレスを謳ってるのにインチネジの方はプラスドライバー必須です
必要な道具
- SATA to USB変換ケーブル
- プラスドライバー
- 先端が尖ってるドライバー
- 正式名称分かりません
手順
- ブータブルディスクを作成する
- 新HDDのフォーマット
- 新HDDにデータをクローンする
- HDDの換装
- 後処理
1. ブータブルディスクを作成する
OSが正常起動しなくなった際にBIOSから起動するためのものです。
基本的に今回の作業に関しては最初から最後まで EaseUS Todo Backups 10.6 を使用しました。
まず、この作成したブータブルディスクが起動するかどうかに関してややこしい判定があるみたいです。
詳しいことは外部サイトに丸投げします。
少なくとも、Windows7であればBIOSのセキュアブートを無効にしなければ起動しない、ということだけ意識してました。
セキュアブートを切るのはなかなか勇気がいるので、切らざるを得ない場面であれば作業が済み次第、即時有効にしたいものです。
EaseUS Todo BackupsのGUI上からブータブルディスクを作成。
どのOSのブータブルディスクだろうが、容量的には700MBのCD-Rで十分収まります。
USBから起動しないことがあるそうなので、CDもしくはDVDに焼くのが安定かなと
作成の所要時間は10分ほど。
2. 新HDDのフォーマット
今回、非AFTの旧HDDからAFTの新HDDへの移行となりますが、
これが問題となるのはWin7 SP1以前のOSです。
俺はそのものずばりWin7 SP1なので、OS側が対応してくれてることからAFTはまったく意識しなくてよかったです。
HDDをクローンする際に、おそらく以下の数通りのやり方が考えられます。
- SATAケーブルで繋ぐ
- データ移す速度を考えたらこれがベストです
- SATA to USB変換ケーブルで繋ぐ
- ノートPCの場合はこちらになるでしょう
- 一旦外付けHDDにUSBケーブルでデータを移し、HDDを換装してから再度移す
- これやる奴いるのか?
- できるかも不明
俺はSATA to USB変換ケーブルで繋ぐやり方を選択しました。
具体的にはUD-505SAを使用。
とりあえずはSATAケーブルだろうがこのケーブルだろうが、新HDDをOSに認識させなければなりません。
SATA to USB変換ケーブルで新HDDを接続したあと、ディスクの管理からフォーマットを行います。
パーティションタイプは旧HDDと同じもの(MBR)を選択。
4. HDDの換装
もちろん各ケースによってやり方が異なります。
いずれにせよ電源ケーブルを初めとした外部接続のケーブルは全部抜いておきます。
まず、旧HDDに接続されているSATAケーブルを抜きます。
問題ないかと思います。
次にシャドウベイからHDDを取り外しますが、これがCM 690 II Plusだと難解でした。
奥の方のゴム付きのネジを外すのに、先端が尖ったドライバーを使用します。
具体的には、ネジの山の側からドライバーを押し込むようにしてネジを外します。
はっきり言ってこれ以外の択はないかと思います。
手前の方のゴム付きのネジに関しても難解で、
シャドウベイの側面を外側に引っ張るようにして外す必要があります。
というのも先述のネジ山を押し込もうにもそのネジ山が隠れて見えないため、こうするしかありませんでした。
つまりは文字通り力技でして、下手をすればシャドウベイが折れてしまうため、ネジが外れる感覚があるまでに留める必要があります。
(こんなことさせるなら素直に普通のネジでやらせてほしいものだが)
奥というのはSATAケーブルを差し込む方、
手前というのはその反対側を指します。
実は先述の作業手順、どっちが奥か手前か正直ド忘れしました
旧HDDを外したら新HDDを取り付けます。
ゴム付きのネジは「カチン」と音がするまでしっかり押し込んではめます。
はめた後にシャドウベイを正面(というか面積の大きい面)から見て、はみ出ていなければokです。
ここではみ出てしまうと、シャドウベイをラックにはめ込む際に引っかかってしまうため泣きを見ることになります。
(奥か手前、どちらからはめた方が良い感じになるのか忘れちった)
(まあいっか誰も読まんし)
後は中央の普通のインチネジをプラスドライバーではめるだけです。
シャドウベイをラックに戻し、SATAケーブルを差し込んで完成。
5. 後処理
どきどきの起動。
幸い、何の問題もなく起動できました。
起動できたらEaseUS Todo Backupsを必ずアンインストールします。
というのも、旧HDDを含む旧環境の情報をキャッシュしているため、そのまま使用してしまうと大問題です。
削除すべきキャッシュを削除すれば済む問題ですが、それを特定するのが面倒なためアンインストールします。
OSも含めて丸ごとクローンしているのでOSの再インストールとかは不要です。
お疲れ様でした俺