steam版, ネタバレあり
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- OP の音がでかい
- 狛枝凪斗
- 5章のためだけにあるようなゲーム
- しかし、ダンロン1の流れを継いだという点では1章が至高ではないのか
- 黒幕は希望ヶ峰学園
- 安易な下ネタが増えた
- 開放的に見せかけた閉鎖空間
- アイランドモード
- 雑感
OP の音がでかい
OP(うるさい) → Load Game(うるさい) → continue(やっと静か)
たぶんこれセーブデータごとに音量情報等の設定が保存されてるせいで、
いずれかのセーブデータを読み込むまで音量がデフォルトの状態なんでしょうね。
特に検証してません
狛枝凪斗
本作の最初から最後までずっと印象の濃かったキャラ。
正直なところうっすいキャラ付けばっかりでなんとも言えなかったが、群を抜いて良かった。
5章の完成度の高さも狛枝ならまあ分かるわと納得させられる。
はっきり言うけどこのゲームの魅力の7割が狛枝。
苗木誠のアナグラムだったことに登場早々から気が付いていたので、完全に苗木再入学かと思ってました。
結局何も起きずに死んでしまい、終いには苗木本人が登場していよいよです。
5章のためだけにあるようなゲーム
大きく3点の要因があります。
- 全般的にトリックがつまらない
- 2-4章の動機付けがなかなか弱い
- 5章の出来が単純にかなり良い
1-4章に関しては「つまらなくはないんだけどいちいち納得できない」という違和感が常に先行してしまい、あまり没入できませんでした。
トリックに対してはそんな短時間であれこれできるわけねーだろとか、
裁判パートに対してはこっちに同じ言霊撃っても意図は通じるじゃんとかで詰め込みが甘い印象を受けていました。
更に、ダンロン2では実に3件もの殺人がモノクマの動機付けによる後押しにより発生したものです。
「多大な損失よりも軽微な損失で済ませたかったから」と半ば肯定し、すっきり潔く去る人間もいました。
もっと人間臭いドラマを期待していた俺のような層にはなかなか寒い展開に見えました。
しかし、5章に関しては1-4章で着実に作っていった狛枝のキャラとトリックと才能とが完全に合致していました。
加えて本作の謎である未来機関とモノミの位置づけに関しても言及してしまうという、本当に質の高いものでした。
ソニアのミスリード(特に消火弾)も中々です。途中まで完全に騙されました。
しかし、トリックに関してはこれも多少無理があるものとして見ています。微妙です。
記憶を失う前の狛枝は確かに自分の体でも平気で傷つけられましたが、希望ヶ峰学園や被験者のファイルを見ただけでは人格までは取り戻せないと思います。
自傷行為が平気でできる段階までは戻れないのではないかと。
しかし、ダンロン1の流れを継いだという点では1章が至高ではないのか
後味が一番悪くて結構いいですよね
黒幕は希望ヶ峰学園
1に関しては同情できる面もありましたが、2に関しては大半が自業自得です。
非人道的な実験を行うだけでなく、その成果物が起こした悲惨な事件を隠蔽する等の反社行為を当然のように行うほか、
希望ヶ峰学園が起こした不始末を対処しようとする未来機関に対して圧力をかけるメールを送信する等の小物っぽい行動も目立ちます。
完全に悪役ですよこれ
安易な下ネタが増えた
なんだろうなこれ
開放的に見せかけた閉鎖空間
ガッツリネタバレですが最終的には今回も閉鎖空間でした。
今回の舞台が島国とはいえ、実際の事件はどれも閉鎖空間で行われました。
基本的に出口が1個しかない部屋が犯行現場に選ばれ、複数の出口がある場所でも死体を置いて無理やり1個にしたりと、島国という環境を活かしきれない印象でした。
海をトリックに組み込んだものは一つもありません。強いて言えば砂浜くらい。
アイランドモード
1のスクールモードみたいなものです。攻略法も一緒です。
ただ、1のスクールモードと違ってプレゼントとおでかけが併用できません。
時系列が分からないけど1に揃えてくれた方が嬉しかったかな