ダンガンロンパ1 の感想

steam版, ネタバレあり

ダンガンロンパ

推理系ADV。
日常パートと推理パートで大きく二分し、推理パートではこの手のゲームにはなかなかないアクションを要求されます。
こういうゲームってゆっくり読みたい解きたい層が多そうなので不要だと思います。

アニメ等の展開があるようですが、まったくの初見です。
結論を急ぎますが、推理ゲーとしては凡でノベルものとしては良です。

設定を変更してもゲーム再起動後には初期化されてる

これ俺だけ?

簡単すぎる

言い換えれば誘導が丁寧、悪く言えば簡単です。
逆転裁判1-3ですら比較的難しいことになるくらいには簡単でした。

ゲームからの「次に何をすべきか」の提示が常時ある状態で、ある意味では RPG の一本道に近い印象を受けました。
これも良く言えば誰でも解くことの楽しみを得られて、悪く言えば達成感がまったくありません。

また、推理材料が充足しているかどうかの判定がきっちりしており、
集め終わるまで部屋から出られない等の強引な感じがあります。

推理材料が足りないまま始まってしまうことがある

日常パート中に真相に近づくにはどうしても推理材料が欠けている状態で推理パートが始まり、
推理パート中で新材料が明らかになったり、時間を置いて第二の推理パートでいくつかの事実が明らかになるという場面がしばしばあります。

材料を集めるところは材料を集める、推理は推理とメリハリがなさすぎる状態で進行するため、
正直なところ評価が分かれるところではないでしょうか。
推理できずにゲームを積んでしまう層を思いっきり減らせる作り方ではあるので、ありだとは思います。

今見たら正直寒いノリ

ネット受けの良い漫画のネタを至る所で使用したり、ネットネタを混ぜ込んだりとオタク君の良くないところがかなり出ちゃってるなと感じてます。
2010年ならネット住民もまだギリギリ余裕があった頃だと思うので、当時はきっと受けたんでしょう。
2021年の今見ると結構きついです。俺は余裕がないです。

推理だけを楽しめる設定づくり

衣食住にまったく困らず、閉じた世界であるため外界からの影響というのもまったく意識させないので、
目の前で起きていることだけに集中できるという明確な利点がある設定作りだと思います。
これは良いところだと思いました。

スクールモード

本編クリア後に解放されました。
キャラといちゃいちゃできるモードでおまけにSLGが付いてきます。
実績のためのメダル集めもこのモードでやるのかなと思いますが俺はやらないです。

  • 序盤は常にツールを作ることを意識して採集をすべきです
    • どのツールから始めても構わないかと思います
  • 掃除要員は徐々に減らしていき、最終的に1人まで減らすのを目標とする
    • 掃除効率ツール2種と掃除要員1人だけで済むようになるはずです

30日くらいで良かった, さすがに50日は長すぎて飽きた

雑感

本編クリアまで24時間弱くらいでした。
123の3本セットで2,539円, 1だけなら600円強くらいです。
そこまでボリュームがないので値段相当だと思います。

死人が出るけど特にグロくないしすごく軽いゲームです。だから人気になったんでしょうね。
2と3もやります