Apex Legends: レレレ撃ちに関して再考する

レレレのおじさん

概要

キーマウに関してだけしか知りません

レレレ撃ちとは

WASD の押下操作によりキャラを操作しつつ、
マウスにより視点を操作して照準を合わせるテクニックを言います。

相手に的を絞らせにくくするために行うテクニックですが、
副作用としてこちらの的も絞りにくくなるという相応の代償を支払います。

レレレ撃ちは何のためにやるのか

  • 敵から射線を切るためにする
  • リコイルを軽減するためにする

敵から射線を切るためにする

基本的に 3 on 3 で戦闘を行うゲームであるため、1 人欠けてしまうと人数差でそのまま押されてしまうことが珍しくありません。
FPS に関してもそうですが、当てるテクニックよりは被弾を避けるテクニックの方が開発が進む傾向にあるようです。
レレレ撃ちは立派に被弾を避けるテクニックの 1 つです。

リコイルを軽減するためにする

APEX の仕様として、視線移動を伴う射撃はなぜかリコイルが軽減/消滅します。
個人的な私見ですが、小刻みに視点をブラして結果的にエイムを安定させるテクニックであるジッターエイムも同じロジックで成り立っているものだと思っています。
エイム練習系ソフトウェアで練習されている方はこの仕様が再現されているかどうかを念頭に置いた上で練習するべきです。

なぜ仕様がこうなっているのか明言されていませんし、これらの悪用という表現は他正しくないかもしれませんが、
派生したテクニックが生まれてしまった今、いつ修正されても何も言えない状態ですが、
とにかく現状では視点を動かせばリコイルが軽減されるのは確かです。

いつレレレ撃ちするのか

"被弾を避けるため"という目的を考えれば、敵から自分が認識されており、かつ撃たれている最中が望ましいです。
逆に言えば、自分がフリーになっている状況でもレレレ撃ちというのはやってはいけないケースの 1 つです。

リコイルが軽減されるという特徴もあるにはあるのですが、
特に中距離の撃ち合いでは視点もあまり動かせないため、素直にリココンを意識した方がいいのではないかと思います。
もちろん敵に認識されているのであれば物資の削り合い/起点の作り合いという意味でのレレレはするかもしれませんが、
そういった状況ではレレレというよりは一瞬だけ体を出して撃っては引くピークの方が適切です。

レレレの切り返しや距離は不規則であればあるほど望ましい

相手に読まれにくくなるほど照準を合わせにくくなるのは当たり前の話で、
等間隔でレレレし続けているとワンマガ撃ち切る頃合いになってくるとさすがに読まれます。
なんなら等間隔レレレする人が多いので最初はその読みで合わせると楽です。

また、切り返しまでの距離が長いレレレは切り返しで射線を切るというレレレの思惑と相反するやり方なので避けた方が無難。
適度に切り返しましょう。

あと、たまにずっとしゃがみながらレレレしてる方がいるんですが、
移動速度が落ちるだけで敵からしたら本当に当てやすいので絶対にやっちゃいけないです。

小刻みすぎる切り返しはエイムアシストに狩られる

元々 pad が多いゲームで、特に東京サーバでプレイするのであれば注意が必要です。
小刻みだとエイムアシストが合いやすく文字通り機械的にエイムされてしまうので、
それなりに距離を取ってから切り返すようにしましょう。

屈伸レレレ撃ち

基本的にはほとんど混ぜなくていいというのが現時点での私見です。
当てないと倒せない、倒せないと敵のカバーや漁夫が来るリスクが高まるので、
著しく当てにくくなってしまう屈伸レレレというのは本当に慣れてない限りはやるべきではないと考えています。

時間稼ぎにはなるので味方がもうちょっとで到着するのを待ちたい、
といった時には有効ですし、意図としてはそちらの方が分かりやすいです。

また、重要なこととして、屈伸することで横移動が一瞬遅くなっていることの意味を改めて考えたいです。
腰撃ちの利点が"ADS に比較して足が速くなるから被弾しにくくなる"のだとしたら、屈伸はこれに相反するデメリットを生んでしまっています。

そもそもレレレ撃ちは最終手段にすべき

レレレ前提の距離で詰めていいのは数的有利作って漁夫が来る前にさっさと終わらせたいとか、
どうしても速度優先に考えてハイリスクを取るときくらいです。

インファイトは回線問題やエイムアシスト等の技術だけではどうにもならない要素に強く直面することになるので、
本当に勝ちたいのであれば中距離で上手く展開して起点を作るなりする方が近道になります。