Apex Legends: シーズン 17 の 王子 というソロハイドプレイヤーについて知っていること + 彼による代行依頼に関して

ハイド国の王子

※2023/10 下旬追記
王子が代行業者 2 名にアカウント代行行為を依頼していた疑惑が以前からあったのですが、
本人の手によって 100% 黒が確定したのでその点に関して追記しました。

ハイドは悪なのか

単独降下ハイドに関してはプレイヤーの通報対象行為である、
"ゲームプレイの妨害" > "ゲームを放置している" に該当する可能性があります。

後述しますが、この当該ハイドプレイヤーは少なくとも今シーズン期間中に 3 度 BAN を経験しており、
他にも違反行為を行っている気配はなかったため、「システム的に通報が溜まったから」との見方が今のところ最も強いものになっています。
(2023/10 下旬追記: チーターに代行依頼を行っていた背景から、チート検知による BAN が含まれている可能性があります)

開発者はゲームデザイン上、ハイド行為を好ましくないと考えている

ハイドポジに留まって交戦を避けて勝利するのは、ゲームにとって健全なものではありません。
すべてのプイレヤーには競争をして欲しいのであって、可能な限り多くのチームが脱落するのを待っていて欲しくはないのです。

https://fpsjp.net/archives/458540#index_id5

原文は以下です。

Hiding in positions and just refusing to engage to win is not good and
healthy for the game.
We want all players to run the race, and not wait for as many teams as
possible to crash out.

https://www.reddit.com/r/apexlegends/comments/153zd5h/comment/jsw1x7a/?utm_source=share&utm_medium=web3x&utm_name=web3xcss&utm_term=1&utm_content=share_button

シーズン 17 はマッチングシステムに大きな変更があり、スキル評価システムを一新したいわば試金石のシーズンとなります。
失敗とは明言されていないまでも、「改善の余地が大きくあったシーズン」という認識は開発者の方でも共有されているようでとりあえず安堵しました。

チームオーダーとしてのハイドは許されるべき

ハイドそのものはバトロワの華ではあると思うので、
チームの同意を得た上でのハイドであれば全く問題ではないとは考えています。
っていうのを今更追記する

私が彼を知った経緯

2023/06/13 頃のプロチーム FC Destroy が世界スクリムの開始を待機しながら雑談する配信で知りました。
戦術を可能な限り非公開にしたい、またはつい出てしまう暴言を表に出したくないという理由から当該配信は非公開にされています。

大まかに言えば、「初動から単独でハイドして最終円にひょっこり出てきたプレイヤーがいて、
名前に"YouTube"が入ってたから配信見に行ったら、ハイドしながらもう一人の味方にめっちゃ文句言ってた」というものでした。

配信しながら暴言というのはこの界隈では珍しいことではありませんが、
ソロハイドを配信しながら暴言というこれ以上になく情けない厚顔無恥さに心を掴まれた記憶があります。
思わず彼の動向を追うことを決めました。

プレイスタイル

味方が 1 ピック取られるとすぐ逃げ出す、というところまでは以前までもよくいた野良の傾向です。
単独降下ハイドを好むという点ではシーズン 17 で大量に発生したプレイヤーのそれですが、配信しようと思い立つあたりがある意味すごい。

逃げる際にパッシブが活きるからという理由でバンガロールをピックしています。
自分のウルトで被弾してスローかかった状態でダウンするのをよく見ます。
PAD プレイヤーなのでモクを足元に撒いて戦うシーンはそこまでない気がします。
(自分に対してのアンチピックだと思うんだけどなぁ)

1 度目の BAN

2023/06/28、ついに BAN されます。

課された罰は 10 分のマッチ禁止。

"ハイドを辞める"と宣言

2023/07/04 頃、「ハイドで BAN された配信者がいるらしいからネタにしてやろう」というモチベーションから、
当該ハイドプレイヤーが動画編集者に捕捉されます。
www.youtube.com

「ハイド自体は今は悪いと思ってる」「今までハイドで迷惑かけてきた方々、申し訳ありませんでした」
と更生の意思を見せて動画自体は締められています。

が、それから 2 週間後…

2 度目の BAN

2023/07/19、再び BAN されます。

www.youtube.com

課された罰は配信上確認できるだけで少なくとも 30 分のマッチ禁止。
その後の様子を見るにほぼほぼ 1 日で復帰したようです。

配信外で単独降下ハイドを日常的に行っていることが発覚する

何もないのに BAN されるわけはありません。

ある日、「やっぱりヴァルってハイドプレイヤーに好まれるのかな」と興味本位で SNS を検索していたところ、
見覚えのある名前のヴァルが単独ハイドを行っていたクリップ(2023/07/29)がヒットしました。


www.youtube.com

更にもう一つ目撃クリップがあります。(2023/07/31)

これらの当該ハイドプレイヤーは全角数字を好んで名前に用いる癖があることが私の頭にぼんやり残っており、
念のため確認すると steam の名前履歴(previous name aliases)にもしっかり残っていました。

Apex Tracker を確認すると、放送中は名前をしっかり戻してバンガロールをピックしているのに対し、
オフでやっている時間は名前を変更してほぼ 100% ヴァルキリーをピックしていました。
重要なのが"オフでのプレイかつヴァルキリーピックの方が明らかに LP が盛れている"ということです。

この事実自体にはクリップを見つけるまでに気付いてはいたものの、
ハイドしているか or こっそり PT を組んでいるか の 2 択から"ハイドしている"に絞れたのはこれがきっかけです。

その場で視点を 360 度回し続けているのは BAN 対策のためか

上記の 1 つ目のクリップの方の配信アーカイブ(4:08:50)から確認することをオススメします。

ハイドポジに籠っている間、ずっと視点を一方向に回し続けています。
彼は PAD プレイヤーなので、スティックを物理的に固定するなりすれば容易に再現する挙動です。

多くの Apex プレイヤーがミックステープで意味のない行動をし続ける bot プレイヤーを目撃しているかと思いますが、
彼らの存在は、"完全な放置をし続けるとシステム的に BAN される可能性がある"ということを示唆しています。

もし視点を回し続けているのが(実際に効果があるかはともかく)完全放置による BAN 回避のためのものであれば、
BAN される違反行為であることが分かっていながらそれを回避するための意思があり、
行為の悪質さが増すのではないかと考えられます。

裏でハイドした方が盛れるから配信時間が日に日に短くなっていく

一時期は毎日 10 時間前後配信していたのに、シーズン終了直前になると平均 2-3 時間ほどになっていました。
トラッカーによれば、もちろん裏で毎日 10 数時間やっています。

よく有名な配信者の方で、ゴースティング被害に悩まされて泣く泣く配信時間を減らすというのはよく目にしましたが、
別にそういった被害に会っているわけではなく、裏でハイドしたいから配信しないというのは正直初めて見ました。
ライトになりすぎたシーズン 17 ランクの功罪のうち、罪の方の面です。

「ハイド狩り」という名前に関して

配信上で「配信外でハイド狩りもしてる」と発言したことがあります。(アーカイブ失念)
自ら単独降下ハイドを繰り返しているという背景を前提に考えるならば、
入ろうと思ったハイドポジに先に入られていた場合にハイドを狩っていたことがあった、とすると一応の矛盾がなくなります。

大量の嘘の中に一片の真実を混ぜる、という手法は耳に馴染みがありますね。

もしかしたら普通に代行だったかもしれない

2023/07/30 あたりから 08/02 あたりまで一睡もせずに常にキューを入れ続けてるのがトラッカーで分かっているのですが、
2023/08/01 夕方あたりに「数時間寝てた」とツイートがなされました。

ここら辺のローバは誰がキュー入れてたんだろう…

そして 3 度目の BAN

シーズン終了 1 週間前の追い込み時期となる 2023/08/04、3 度目の BAN を食らいます。

不幸にも当該ハイドプレイヤーと同じ部隊にマッチングしてしまった、
普通に遊びたい人たちの地道な通報がついにこの瞬間実ったのだと思います。
EA は確かにクソ運営なのですが、通報機能はしっかり働いていました。
(もしかしたら完全放置での BAN の方かもしれない)

GGs guys!

BAN された人のトラッカーってこうなるんですね


雑多

2 度目以降の BAN はもっと期間を延ばしてもいいのでは

現実世界でも同じことが言えますが、犯罪には常習性があります。
犯罪のスリル性を快感として享受してしまい再犯を繰り返す異常者はともかく、
犯罪を行うことで得られるリターンとそのリスクを天秤にかけたとき、(性善説に基づくためか)初犯は罰則が何かと甘くなりがちなため、
いざ足がついたとしてもそれでもリターンの方が大きいと判断して再犯してしまいます。
(リスクとリターンを天秤にかけるとは言いますが、彼らは往々にしてリスクを実際よりも軽く見積もります)

こうした再犯を防ぐため、前科を考慮して罪を重くする累犯加重という考え方があります。
ゲームというか Apex においても累犯加重を課してしまってもいいと思うのです。
違反行為をする利点に対しての BAN 期間があまりにも短すぎると感じています。

当該ハイドプレイヤーは少なくとも 3 度の BAN を経験した上で違反行為を日常的に行い続けており、
それは BAN が違反行為に見合ったリスクではないからと考えられます。
特に今回は"プレデターボーダーに違反行為をしてまで乗りたい"という動機から発せられる行動なので、
それを諦めさせるくらい長い期間の BAN であれば、ここまで被害が拡大する前に早々に違反行為を諦めさせることができたのでは、と思います。

シーズン 17 ランクシステム

大幅に獲得ポイントを緩和したシーズン 12 でもここまでは荒れてなかったかと思います。
プレースメントポイントの優遇に併せて、なぜか発生してしまったキルポボーナス削減バグの結果、
戦うのがバカとすらされるシーズンになってしまいました。

軽快な SE やアクションのおかげで撃ち合いが非常に楽しいゲームです。
気が付けばプレイすることから離れ、欠けてるハイドを潰していくだけの最終円に冷めてしまい、配信を見る機会も減っていきました。
ALGS や ANC スクリムの観戦だけが Apex との唯一の関わりでした。
(その ANC も来月で終了とのことです。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。)

最初はライトプレイヤーに優しくていい調整なんじゃないかと受け入れてましたが、
Steam Chart によると 2022/01 以来の平均プレイヤー数に落ち込んだそうです。
結果的にはプレイヤーを大きく失ったシーズンとなりました。
(これに関しては、スプリット制廃止と目標ランク到達でプレイをやめがちなライト層の傾向が嚙み合った形でもあります)

今まで Apex を遊んできて一番がっかり感じたシーズンを、その象徴であった(ある意味ではシステムの犠牲者たる)ハイドプレイヤーの記事で締めくくり、
来シーズンは改善して気持ちよくプレイできるゲームになっていることを強く願います。
願わくば人口を取り戻し、果ては競技が栄えますように。

参考リンク

2023/10 追記: 王子の代行依頼に関して

以前からシーズン 17 中に当該ハイドプレイヤーが代行依頼を行っていたという噂が流布されていましたが、
情報の出所がチーターであり、ソースとなる画像がいくらでも捏造可能であることから話半分に受け止めていました。

しかし、なぜか本人の"開き直り"という形で 90% 黒だった当該疑惑が 100% になってしまったため、ここにその点をまとめます。

本人の手によりなぜか灰色が黒色になった瞬間

プライドが高すぎるが故に生じてしまった他責思考の末路

何が判明したのか

時系列順にまとめます。

2023/08/06 以前
代行業者 A に何らかの依頼を行い、実際に行ってもらう。
この際の支払いは先払い。

2023/08/07
(おそらく代行業者 A に仲介される形で) 代行業者 B と交渉する。
なぜかこちらに対しては後払いを提案し、難色を示される。
プレデターボーダーに到達した場合に追加料金を払い、未達に終えた場合も保証料金を支払うという形で合意。
また、代行業者 B はチーター 2 人を連れてのフルパキューを入れることで王子は了承している。

2023/08/08
代行業者 B の代行が行われる。
一部のマッチはソロキューで行われたことが伝えられ、「なぜチーターとフルパでやらなかったのか」と憤慨。
ここで一旦、代行行為が中断される。

2023/08/09
代行業者 B により支払いの催促があった。
しかしそれを無視して王子が配信を始めたことに代行業者 B が憤慨。

2023/08/10
再三の催促後、未達の際の保証料金が無言で支払われる。

推測: 代行業者 A による代行はいつ行われたか

本記事でも触れていますが、
2023/07/30 あたりから 08/02 に一睡もせず、絶え間なくキューを入れ続けた期間はかなり黒いと見ています。

稀に本当に長時間眠らずに稼働できる人間は存在しますが、シーズン 18 の配信を見る限りでは彼は 18 時間の活動が限界のようでした。
決して 72 時間マッチし続けられるとは思えません。

2023/10 追記: シーズン 18 の当該ハイドプレイヤーに関して

いい加減彼も味がしなくなってるので数点だけ記述します。

シーズン 18 開幕に 1 度 BAN されている

当該配信のアーカイブは既に非公開となっていますが、私の手元にキャプチャがあります。
キャプチャ自体のタイムスタンプは 2023/08/09 の午前日中となっております。
https://www.youtube.com/watch?v=LV8AYnA8Uqw

フルパでキューを入れており、試合中に BAN が入った形になります。
このフルパの中に前述の代行業者 A が含まれており、時系列的には代行業者 B の支払いの催促の前後となるため、
"そういった"理由での BAN である可能性があります。

配信中に代行を依頼していた可能性

シーズン 18 終盤、ここまでほとんど触れていなかったジブでキューを入れていた形跡がありました。

該当年月日は 2023/10/23 で、配信は以下の URL の 7:12:33 あたりからが分かりやすいです。
https://www.youtube.com/live/6Qr9Uj0l51o?si=BUeBenmt5k1Gfiv3&t=25953

休憩中と称して画面を切った後、裏でジブでのキューを 2 回入れていました。
上記スクショの LP の推移がちょうどこの休憩時間に当たります。
(スクショ下部がちょっと切れてしまっていますが、その後のレヴの LP の推移が合致しています)
(トラッカー見てなくても休憩の前後でいきなり LP 増えてたらそりゃ疑わしいけど)

わざわざ休憩中に裏でやる意味はないですし、
もっと言うなら普段全く使わないキャラを 2 戦続けてピックというのも変な話です。

オリンパスで床下グリッチを行っていた可能性

2023/10/28 に配信せず、裏でしばらく触っていなかったヴァルキリーをピックしていたことがありました。
その日のランクマップはオリンパスということで、配信中とは裏腹にかなり盛れているのを見て"床下グリッチに手を出した"という疑惑が生まれました。

その際に、名前を「ハムスターの師匠__YouTube」にしていたログが残っています。

この方は実際に存在する youtuber のようで、
過去のツイートを見ると本当に悲しい事実が浮き彫りになってしまいました。

ハムスターの師匠氏の名誉回復の材料になれば幸いです。
(というか今回の更新の動機はほぼほぼ彼のためです)